
次女の体調が落ち着くが、だがまだまだ本調子には遠い。
お腹も壊していて可愛そうだ。
外出は無理なので、家で宮崎アニメでも観ようかということになる。
しかしそこでもう大変なことになる。
ちっとも、鑑賞にならないのだ。
八百万の神々などといっても出てくるのは、みんな妖怪変化だ。
その度に、「こわーい!」とどこかに逃げてしまい、まともに物語の流れなど見れたもんじゃない。
わたしも度々途中で客や電話の対応も多く、まともに彼女らと同席出来た訳ではないが、ただの怖いもの見たさの(見たくないのか)よく分からない映画体験になってしまった。
次女の体調がまた崩れなければ良いが。
明日は幼稚園で高い、かなり高い芋掘り行事なのだ。
行かせてあげたい。
そして怖いものだから、ここで千はどうなるの?
という感じで、次をひっきりなしに聞いてくる。
見れば分かると言うと、分からないと怖くて見ていられない、と言う。
そうなのか?
普通、この先を言われたら面白くなくなると怒るもんじゃないのか?
それほど怖いのだ。
と、理解し次女を膝に抱き、長女にはいちいち次はこうなるとネタばらししながら見ていった。
何とも言えぬ鑑賞会が終わると、長女が「千はトトロのメイだね。」とぼそっと言った。
なるほど、と思った。
そういう目で見ていなかったのだが、確かにその顔だ。
あっちこっち怖い怖いといって駆け回っていたのに、結構冷静に見ているもんだと思った。
ある意味、子供らしい見方であるが、一緒に見るのも面白いものだと分かった。
ただ、子どもと一緒に見れる映画はあまりないものだということも、調べてみて知った。
どなたか、こんな映画はどうか、と言う情報頂けますか?